スルタン・アル・ネヤディ宇宙飛行士がISSから撮影したフィリピンのタール火山です。

タール火山は、フィリピンのルソン島にある複合火山で、首都マニラ市の南方約60kmのバタンガス州に位置しています。史上34回の噴火歴があり、フィリピンで2番目に活発な火山です。先史時代、噴火により形成されたタール・カルデラの一部をタール湖が満たしています。2020年1月12日午後、1977年の噴火以来、43年ぶりに再び噴火しました。ちなみに、フィリピンで近年発生した最大規模の火山噴火は、1991年に発生したピナツボ山(Mount Pinatubo)の噴火です。ピナツボ山はマニラ北西約100kmにあり、この噴火で800人以上が死亡しました。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Sultan Al Neyadi’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH