ESAの宇宙観測衛星Copernicus Sentinel-2が撮影したフィンランドの首都ヘルシンキです。

ヘルシンキはバルト海東部のフィンランド湾に面した同国南部のウーシマー県の県庁所在地で、人口約62万人、ヘルシンキ都市圏である大ヘルシンキは約140万人です。ヘルシンキはいくつもの湾や半島、島々に市街が広がっています。多くのヘルシンキ中心部の外側は互いに森林の区画で分かれていたものが、戦後開発された郊外で構成されています。ヘルシンキの大きな島にはセウラ島とラウッタ島、コルケアサーリ(ヘルシンキ動物園)があります。ヘルシンキはフィンランド湾に面しており、同湾にはエストニアの首都タリン、ロシアの旧都サンクトペテルブルクも面しており、歴史的にそれらの都市と密接な関係にありました。ヘルシンキは湿潤大陸性気候で、バルト海や北大西洋海流の影響により冬の寒さは軽減され、高緯度に関わらず同緯度にある他の地点より高くなっています。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Copernicus EU’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH