マルクス・ワント宇宙飛行士がISSから撮影したパプアニューギニアです。

パプアニューギニアは、南太平洋にあるニューギニア島の東半分及び周辺の島々からなる国家で、イギリス連邦加盟国かつ英連邦王国の一国です。ニューギニア島中央部は3000メートルから4500メートル級のビスマーク山脈およびオーエンスタンレー山脈となっており、最高峰はウィルヘルム山(標高4,509m)です。この高度のため、赤道に近いのに降雪があります。高山部分以外は熱帯雨林に覆われており、セピク川とフライ川を囲んで湿地が広がっています。パプアニューギニアは起伏に富んだ地形であること、熱帯という気候条件にあるため、畑作には向きませんが、ヤシの栽培には適しており、工業もヤシを中心に形成されています。ココヤシの胚乳から作るコプラとコプラを圧搾して抽出するパーム油は、いずれも世界第6位の規模です。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Marcus Wandt’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH