ESAの宇宙観測衛星Copernicus Sentinel-2が撮影した南極のペンギン島です。

ペンギン島は南極にある幅約1.4km、長さ約1.7kmの島で、最高峰は180mです。キングジョージ島の南岸のすぐ近く、サウス・シェトランド諸島のキングジョージ湾の東側に位置しています。ペンギン島は1820年、イギリスのエドワード・ブランスフィールド率いる探検隊によって発見され、海岸にペンギンが多数いたことから命名されました。ペンギン島は玄武岩質スコリア丘であるディーコン・ピークに覆われていますが、このピークは約300年も活動していると考えられています。島の東にはマール状のクレーターであるペトレル・クレーターがあり、これは1905年ごろにディーコン・ピークが最後に噴火した跡だと考えられています。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Copernicus EU’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH