セルゲイ・リャザンスキー宇宙飛行士がISSから撮影したブラジル南部、アルゼンチンとの国境のウルグアイ川です。

Credit: Sergey Ryazansky, Roscosmos

ウルグアイ川は、南アメリカを流れるラプラタ川第二の支流で、全長約1,593kmの河川でブラジルの海岸山脈の西斜面を水源とします。次第に水量を増して南西へと向きを変え、ブラジルとアルゼンチンの国境となって流れますが、ペペリグアス川との合流点の下流数kmで、川幅は460mから最小21mに急激に狭まり、急流となって13kmの区間を流れます。クアライ川との合流点より下流では、ウルグアイ川がウルグアイとアルゼンチンの国境となり、南へ向かって流れ、長さが約99kmのウルグアイ川最大の支流であるネグロ川を合わせ、川幅を一気に6~10kmに広げ、およそ100km流れてラプラタ川へと合流します。河口からメルセデスまでの約50kmは、かなりの大型の船でも航行できます。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Sergey Ryazansky’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH