ESAの宇宙観測衛星Copernicus Sentinel-2が撮影したザンビア、ジンバブエ、ボツワナ、ナミビアの国境付近の干ばつの様子です。

Credit: EU, ESAi

アフリカ南部では2~3月に干ばつや水害のため、2400万人以上が飢えや栄養不良、水不足に陥っているとして、支援団体のオックスファムが国際社会に対応を呼びかけました。アフリカ南部は例年であれば4月から乾季に入りますが、2024年は1月下旬から2月にかけての降水量が過去40年あまりで最も少なかったと報告されています。ザンビアとマラウイ、モザンビーク中部では、極端な干ばつの影響で200万Haを超す作物に被害が出ています。ザンビアは2月29日に災害宣言を出し、マラウイは国土の大部分について3月23日に4年連続となる災害宣言を出しました。

地上の様子はこちらです。

Credit: Cynthia R Matonhodze, CNN

参考文献: Copernicus EU’s Tweet
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