イワン・ワグナー宇宙飛行士がISSから撮影したイランのエスファハーン(イスファハン)です。

エスファハーンは首都テヘランの南約340kmに位置する大都市で、古くからの政治・文化・交通の拠点であり、16世紀末にサファヴィー朝の首都に定められ発展しました。当時の繁栄は「エスファハーンは世界の半分(Esfahān nesf-e-jahān ast 、エスファハーン・ネスフェ・ジャハーン)」と賞賛され、この街を訪れたヨーロッパの商人も繁栄の記録を残しています。イラン人にとってエスファハーンは歴史的・文化的に重要な町であり、町の美しさは「イランの真珠」と例えられます。町は16世紀以前に建設された旧市街と、サファヴィー朝の王アッバース1世が建設した新市街で構成されます。有名なイマーム・モスク(王のモスク)などがある新市街のイマーム広場(王の広場)は、ユネスコにより世界遺産に登録されています。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Ivan Vagner’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH