マーク・ヴァンデ・ハイ宇宙飛行士がISSから撮影したヒマラヤ山脈です。

Credit: Mark Vande Hei, NASA

ヒマラヤ山脈はアジアの山脈で、地球上でもっとも標高の高い地域です。インド亜大陸とチベット高原を隔てている無数の山脈から構成される巨大な山脈で、西はパキスタン北部インダス川上流域から、東はブラマプトラ川大屈曲部まで続き、ブータン、中国、インド、ネパール、パキスタンの、東アジアおよび南アジアの5つの国にまたがっています。いずれも最大級の大河であるインダス川、ガンジス川、ブラマプトラ川、黄河、長江の水源となって数々の古代文明を育み、このヒマラヤ水系には約7億5,000万人の人々が生活しています。ヒマラヤは、広義の意味ではユーラシアプレートとインド・オーストラリアプレートの衝突によって形成された周辺の山脈で、カラコルム山脈、ヒンドゥークシュ山脈、天山山脈、崑崙山脈などを含んでいます。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Mark Vande Hei’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH