クリス・キャシディ宇宙飛行士がISSから撮影したアマゾン熱帯雨林の煙です。

ブラジルのアマゾンで多発している火災によって、これまでにない規模の熱帯雨林が焼失しています。アマゾン熱帯雨林は7カ国にまたがり、6割がブラジルに属しています。アマゾンでの森林破壊は昨年比2~3割のペースで増えているとされていますが、このまま森林火災が続けば、原住民や野生動植物の生存を脅かすだけでなく、気候変動にも影響を及ぼしかねないと懸念されています。現時点でブラジル環境省は、環境省がアマゾン地帯の北部と、中央から東部にかけて広い範囲で乾燥していることが火災の主因だとしていますが、ブラジル国立宇宙研究所(INPE)は反論し、「乾燥は火が広がる原因にはなるが、そもそも(火を)始めたのは人間だ」との見解を示しています。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Chris Cassidy’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH