油井亀美也宇宙飛行士がISSから撮影したエクアドル領のガラパゴス諸島です。

Credit: Kimiya Yui, JAXA, NASA

エクアドル本土から太平洋を隔てておよそ1000km西の赤道直下に点在するガラパゴス諸島は最初におよそ600万年前の海底火山の活動によって東部地区が誕生しました。「ガラパゴス」はスペイン語でゾウガメを意味しますが、大型の爬虫類が地上の動物相で大きな役割を果たしているのが目を引くことが由来とされています。この海洋島は大陸と陸続きになった歴史を持たず、多くの固有生物種が見られ、1978年に世界遺産(自然遺産)として登録されました。イギリスの自然科学者チャールズ・ダーウィンが測量船ビーグル号に乗船し進化論の着想を得ることになった航海で訪れたことで有名です。ダーウィンは航海の後半、1835年9月15日から10月20日まで滞在しました。当時のガラパゴス諸島は囚人流刑地でした。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Kimiya Yui’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH