トマ・ペスケ宇宙飛行士がISSから撮影した大気光です。大気光とは、大気光学現象の一種で、地球などの惑星の大気が起こす弱い発光です。以下のような理由で、大気上層において大気光は様々な反応によって発生します。
・日中の太陽光による光イオン化反応で生成されたイオンの再結合
・上層大気に放射される宇宙線によるルミネセンス
・酸素や窒素が、数百km上空で水酸化物イオンと反応することによる化学発光
太陽光の散乱があるため、これらは昼の間は観察することができません。

参考文献: Thomas Pesquet’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH