ドナルド・ペティ宇宙飛行士がISSから撮影したアンドロメダ銀河とオーロラです。

アンドロメダ銀河(M31、NGC 224)は、アンドロメダ座に位置する地球から目視可能な渦巻銀河です。さんかく座銀河 (M33) 、銀河系(天の川銀河)、大マゼラン雲、小マゼラン雲などとともに局所銀河群を構成します。アンドロメダ銀河(M31)は、地球から約250万光年の距離に位置し、M33とともに肉眼で見える最も遠い天体です。およそ1兆個の恒星から成る渦巻銀河で、直径22万光年と我々の天の川銀河(直径10万光年)よりも大きく、局所銀河群で最大の銀河です。一時期、見かけが天の川銀河と似ているとされていましたが、アンドロメダ銀河は中心核を2つ持つことが観測より明らかになり、天の川銀河のバルジと比較してガスや暗黒物質が非常に少ないことや、そのガスが銀河面に直角な渦巻き構造を持つことなども判明しました。
参考文献: Don Pettit’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH