アンドレアス・モーゲンセン宇宙飛行士がISSから撮影したカリブ海のイギリス領ヴァージン諸島のアネガダ島です。

Credit: Andreas Mogensen, NASA

ヴァージン諸島の一番北にあり、トルトラ島に続いて、イギリス領ヴァージン諸島の中では2番目に大きな島です。また、ヴァージン諸島唯一、島全体が平坦です。島の西部は塩水沼で大きく占められており、ベニイロフラミンゴ、ボラ、アネガダツチイグアナの生息地として1999年5月よりラムサール条約登録湿地となっています。中心地はザ・セトルメント、人口は僅か200人ほどで観光客も少ない島ですが、自然のままの美しい白浜のビーチがあり、ヨットの停泊地として発展しています。島にはオーギュスト・ジョージ空港もあります。1493年クリストファー・コロンブスがヴァージン諸島を発見した際、アネガダ島のリーフで躓き、船員が石灰岩のサンゴ礁からスペイン語で”溺れる島”を意味するAnegadaと名付け、それが現在の島名となっています。アネガダ島のサンゴ礁のリーフは船乗りからして見て危険で多くの船が難破していたと言います。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Andreas Mogensen’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH