地球観測衛星Landsat 8が撮影した北極圏のラプテフ海です。ツンドラ地帯での山火事の煙も映っています。

Credit: NASA

ラプテフ海は、北極海の一部でロシアのシベリア、タイミル半島、セヴェルナヤ・ゼムリャ諸島およびノヴォシビルスク諸島に囲まれた海で、西はカラ海、東は東シベリア海とつながっています。古くはノルデンショルド海と呼ばれていましたが、ロシアの探検家ドミトリー・ラプテフとハリトン・ラプテフの名を取って改名されました。厚さは2mに達する海氷の解氷は5、6月にが始まり、8、9月のみ航行可能です。水深が浅く平均50mで、北緯76度以南は25mです。9、10月に結氷し始めます。北極圏第1の河川エニセイ川に次ぐレナ川が注ぎ、堆積物が巨大な三角州(デルタ)をつくっています。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: NASA Earth’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH