アンドレアス・モーゲンセン宇宙飛行士がISSから撮影したカリブ海の小国アルバです。

アルバは、西インド諸島の南端部、南米ベネズエラの北西沖に浮かぶ島で、高度な自治が認められたオランダ王国の構成国です。本土オランダ、キュラソー、シント・マールテンと共に対等な立場でオランダ王国を構成しています。アルバという名は、スペイン語のoro hubo(黄金ありき)から来ているという説があります。ほぼ平坦なサンゴ礁の島で、最高地点でもジャマノタ山です。島の大半は砂漠化しており、降水量が少ないため、植物はサボテンが生えています。島には美しい真っ白なビーチが幾つかあり、観光客で賑わっています。また、ベアトリクス女王国際空港の東側にあるスパーンス・ラグーンは干潟とマングローブの湿地のある狭い入り江で、1980年にラムサール条約登録地となりました。アルバの国民総生産の半分は観光関連で、観光客のほとんどがアメリカからであり、最大の貿易相手国でもあります。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Andreas Mogensen’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH