スルタン・アル・ネヤディ宇宙飛行士がISSから撮影したブラジルの首都ブラジリアです。

ブラジリアはブラジル中部の標高約1,100mの高原地帯に建設された、計画都市で、市域の人口は、2016年7月1日で約300万人、同国3位の人口規模を誇ります。ブラジル高原の荒涼とした未開の大地(セハード)に建設された計画都市。ブラジル人建築家ルシオ・コスタの設計により建設された計画都市地域は、人造湖であるパラノア湖のほとりに飛行機が翼を広げた形をしており、飛行機の機首の部分に国会議事堂や行政庁舎、最高裁判所が並び、翼の部分には高層住宅や各国の大使館があります。国会議事堂や大聖堂などの主要建造物は、いずれもモダニズムの流れを受けた未来的なデザインで作られています。これらの公共建築の主任建築家は、ニューヨーク市の国際連合本部ビルの設計も担当したブラジル人建築家オスカー・ニーマイヤーです。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Sultan Al Neyadi’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH