イワン・ワグナー宇宙飛行士がISSから撮影したチリのイースター島です。

Credit: Ivan Vagner, Roscosmos

イースター島は、チリ領の太平洋上に位置する火山島で、ポリネシア・トライアングルの東端に当たり、モアイの建つ島として有名です。名前の由来は、1700年代にヨーロッパ人が島に到達した日がイースターの日曜日だったことによります。最も近い有人島まで直線距離2,000km余と、絶海の孤島となっています。ジャレド・ダイアモンドらによれば、7世紀〜8世紀頃に、アフ(プラットホーム状に作られた石の祭壇)作りが始まり、遅くとも10世紀頃にはモアイも作られるようになったとされています。他のポリネシアの地域と違っていたのは、島が完全に孤立していたため外敵の脅威が全くなく、加工しやすい軟らかな凝灰岩が大量に存在していたこととされています。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Ivan Vagner’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH