アルペル・ゲゼラフチュ宇宙飛行士がISSから撮影したトルコのエフェソス遺跡です。画像下方の雲がかかっている付近です。

エフェソスは、トルコ西部の小アジアの古代都市で、現在のイズミル県のセルチュク近郊に位置しています。古典ギリシア語読みではエペソス、エフェソ、エペソとも表記され、現在はトルコ語でエフェス(Efes)とも呼ばれます。アルテミス崇拝で知られたギリシア人都市でしたが、のちにキリスト教を受容し、新約聖書にもエフェソの信徒への手紙があります。現在は遺跡が残っているのみです。もとは港湾都市でしたが、土砂の堆積により現在は海岸から離れています。2015年に世界遺産リストに登録されました。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Alper Gezeravcı’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH