地球観測衛星Landsat 9が撮影したアイスランド、グリンダヴィーク付近の火山の噴火です。

Credit: NASA

800年の間隔を経て昨年12月にアイスランド南西部レイキャネス半島の火山が噴火しましたが、2024年11月20日に7度目の噴火を起こし、溶岩が観光地の温泉施設に迫っています。今回の噴火は8月の前回噴火よりもかなり小規模なものと推定されていますが、当局がグリンダビーク近郊の町を含め、半島の一部でガスの放出を警告しています。市民保護局の警報を受けて、ブルーラグーンの宿泊客とともに約50世帯が避難しました。ちなみに、北大西洋の火山ホットスポットの上に位置するアイスランドは、平均して4~5年に1回噴火しています。

地上の様子はこちらです。

Credit: AP

参考文献: NASA Earth’s Tweet
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