ローラル・オハラ宇宙飛行士がISSから撮影したヒンドゥークシュ山脈です。

ヒンドゥークシュ山脈は、主にアフガニスタン国内を北東から南西に1200kmにわたって延びる山脈で、一部はパキスタン西部にも広がっています。ヒンドゥークシュはペルシャ語で「インド人殺し」を意味し、これはインドからペルシャ方面に抜ける際に通るこの山脈の厳しい気候と地形から、多くの人間が遭難死してきたためです。最高峰はティリチミール(7708m)で、7000m以上の峰も複数あります。ヒンドゥークシュ山脈は、南アジアのインダス川流域と中央アジアのアムダリヤ川流域の境界を形成しており、雪と氷からの溶けた水は、中央アジアの主要な河川システムに供給され、アムダリヤ川、ヘルマンド川、カブール川ををなしています。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Loral O’Hara’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH