ESAの宇宙観測衛星Copernicus Sentinel-3が撮影したアイスランドです。首都はレイキャビクです。

アイスランドは、アイスランド島を主な領土とする島国で、イギリスとのタラ戦争の舞台にもなった漁業基地であるヴェストマン諸島、北極圏上にあるグリムセイ島などの周辺の島嶼も領有しています。高緯度にあるためメルカトル図法の地図では広大な島のように描かれますが、実際の面積はフィリピンのルソン島や、韓国とほぼ同じです。アイスランドは北ヨーロッパにおいて入植者の歴史が古い国の一つです。古文書『ランドナーマボーク』によると、アイスランドへの入植は西暦874年にノルウェーの族長インゴルフル・アルナルソンが最初期の島への定住者となったときに始まったとされています。その後何世紀にも亘って、ノルウェー人を筆頭に他のスカンジナビア人が、ゲール系の奴隷(または農奴)を連れてアイスランド地域へ移住して来ました。「氷の国」の意味の国名はヴァイキングのフローキ・ビリガルズソンが沿海に流氷が浮かんでいるのを見て名付けたと言われています。
地上の様子はこちらです。
参考文献: Copernicus EU’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH