スルタン・アル・ネヤディ宇宙飛行士がISSから撮影したパキスタンの首都イスラマバードです。8月14日はパキスタン独立記念日です。インド・パキスタン分離独立(印パ分離)は、1947年8月14日および15日にイギリス領インド帝国が解体し、インド連邦とパキスタン(後にバングラデシュとして独立する飛地の東パキスタンを含む)の二国に分かれて独立したことを指します。

Credit: Sultan Al Neyadi, NASA

イスラマバードの都市圏人口は200万人超であり、パキスタン第9位の人口を有する都市圏を形成しています。イスラマバード首都圏はマルガラ丘陵麓のポトワール高原に位置し、カイバル・パクトゥンクワ州とパンジャーブ州の結節点にあたります。石器時代初期から人間が定住していたと思われ多くの出土品があります。インダス文明の辺縁に位置しアーリア人が最初に入植した地域の一つです。アレクサンドロス3世(大王)からチンギス・カン、ティムール、アフマド・シャー・ドゥッラーニーに至る多くの軍がイスラーマーバード一帯の回廊を通ってインド亜大陸に侵攻していきました。温帯夏雨気候で、夏は5月から7月にかけてで非常に暑く湿度も高くなります。その後9月までモンスーンとなり夜間は雷雨に見舞われることが多い。冬は10月から3月で過ごしやすい気温となります。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Sultan Al Neyadi’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH