オレグ・アルテミエフ宇宙飛行士がISSから撮影した米ハワイ島付近の飛行機雲です。飛行機雲は普通は見上げるものですから、見下ろす視点というのは興味深いです。

飛行機雲はエンジンから出る排気ガスが作り出す雲です。飛行機のエンジンがマイナス40℃以下の外気を吸い込んで、圧縮・燃焼させ、300~600℃となった排気ガスを出すと、その中の水分が急に冷やされて凍り、雲となって白く見えます。冬の寒い日に息を吐くと、白くなるのと同じですね。
参考文献: Oleg Artemyev’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH