NASAの地球観測衛星Landsat 9が撮影した中国のクブチ砂漠とソーラー発電所です。

クブチ砂漠は、中国北西部のオルドス盆地内に位置し、内モンゴル自治区のオルドス市の管轄下にある砂漠です。河套平原と黄土高原の間に位置し、南に隣接するムウス砂漠と共にオルドス砂漠の一部を形成しており、中国で7番目に大きな砂漠です。何世紀にもわたる過放牧のため、砂漠化が進んでいました。1988年以降、エリオン・リソーシズ・グループと北京市政府が協力して環境を回復させる取り組みを始め、2017年までに砂漠の3分の1が緑化されました。また、ソーラーパネルと風力タービンを使用したギガワット規模の発電所が建設されており、発電のために設置されたソーラーパネルは風速を減らし、日陰が湿気を保持する効果もあります。
地上の様子はこちらです。

参考文献: NASA Earth’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH