地球観測衛星Landsat 8が撮影したケニアのバリンゴ湖です。

Credit: NASA

バリンゴ湖は、ケニア共和国西部のリフトバレー州にある湖で、ケニアの大地溝帯にある湖の中ではトゥルカナ湖に次いで北に位置し、面積約130km2、湖面の標高は約970mとなっています。2002年にラムサール条約登録地となりました。エル・モロ川やペルケラ川などが湖に流れ込んでいますが、はっきりとした流出河川はありません。湖に入った水は、湖底に沈殿した土砂を通過し、断層が生じた溶岩岩盤にしみ出していると推定されています。バリンゴ湖は淡水湖ですが、これはケニアの大地溝帯ではナイバシャ湖とバリンゴ湖の2つしかありません。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Rising Waters on Kenya’s Great Rift Valley Lakes (NASA Earth Observatory)
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH