若田光一宇宙飛行士がISSから撮影したチャドのチャド湖です。

チャド湖は、チャド、ニジェール、ナイジェリア、カメルーンの4ヶ国にまたがるアフリカ大陸中央部の湖で、チャドは現地語で「大きな水域」という意味があります。面積は大きいですが、水深は浅く、最深地点でも7mしかありません。周辺の国々に居住する3,000万人以上の人々に水を供給していますが、水深が浅いため、漁業は発達していません。現在、灌漑・気候変動により面積が10%以下まで激減しており、大きな問題になっています。チャド湖、及びシャリ川・ロゴーヌ川を利用した周辺諸国での大規模な灌漑が湖が干上がっている理由です。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Koichi Wakata’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH