地球観測衛星Landsat 9が撮影した米フロリダ州のオキーチョビー湖です。

Credit: NASA

オキーチョビー湖は1890km2の淡水湖で、米国内の湖としては4番目の大きさです。比較的水深が浅く、平均水深は3m、最大深度は4mです。湖底の組成は石灰岩で、6000年前に海水位が後退した時に内地に水が閉じ込められ、巨大な水溜りとして形成されたと考えられています。水の色が濁った色をしているのは、周辺の農地から流れ出るリンなどで湖が富栄養化していることが原因です。湖への水の供給源はキシミー川が最大であり、オキーチョビー湖へ流入する水の60%以上を供給しています。オキーチョビーという名前は現地先住民族の言葉で水を表すokiという言葉と大きいを意味するchubiという言葉に由来しており、文字通り大きな湖という意味です。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: NASA Earth’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH