NASAの地球観測衛星Terraが撮影したザンビアの首都ルサカです。

Credit: NASA

アフリカ大陸南部の内陸国ザンビアは、かつてはイギリス領北ローデシアであった地域で、独立後もイギリス連邦加盟国であり、公用語は英語です。アフリカで最も平和な国の一つとして評価されています。ザンビアと南隣のジンバブエとの国境に流れるザンベジ川には世界三大瀑布の一つと称されるヴィクトリアの滝があり、アフリカを代表する動物、ゾウ、カバ、キリン、シマウマ、ヌーも多く住み、大自然が残されています。一方で、北部のカッパーベルトには銅鉱山が多数存在し、独立以前から銅の生産を主産業とする大鉱産国です。首都ルサカは標高1300mに位置しています。ルサカという名は1905年、村の首長Lusakaに因んで、ヨーロッパからの移住者によって名付けられました。国の中央に位置していたため、1935年にそれまでの首都リヴィングストンに代わってイギリス植民地である北ローデシアの首都になり、1964年、独立したザンビアの首都になりました。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: NASA Earth’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH