ジェシカ・マイヤー宇宙飛行士がISSから撮影したオーストラリアのメルボルンの夜景です。

メルボルンは、オーストラリア大陸南東部、ポート・フィリップ湾に面したヤラ川河口の港市で、シドニー、ブリズベンと共にオセアニア地域を代表する世界都市です。中心市街地はヤラ川に接する北岸の長方形の領域で、港はその西からヤラ川河口にかけて広がっています。近代的で忙しい大都市のイメージのシドニーと比べると、歴史的な建物や文化が残り、落ち着いて住みやすい印象を持たれています。ヴィクトリア朝時代の建築物がロンドンに次いで多く残っている都市でもあります。ケッペンの気候区分によると海洋性の影響の強い西岸海洋性気候(Cfb)に分類されるものの、日によって天気が目まぐるしく変わり、年間通してはっきりした四季は無く、一日の中に四季があるとも言われています。オーストラリア第2の金融センターであり、また、機械工業や食品加工業が盛んです。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Jessica Meir’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH