野口聡一宇宙飛行士がISSから撮影した石川県の能登半島です。1月1日に発生した令和6年能登半島地震は当該地域に大きな損害をもらたし、多くの死傷者が出ています。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

Credit: Soichi Noguchi, JAXA, NASA

能登半島は、北陸地方の中央付近から日本海へ北に向けて突き出した半島で、日本における日本海側海岸線で最も突出面積が大きい半島でもあります。大半が石川県に属しますが、宝達丘陵の南東側は富山県(氷見市)に属し、半島付け根の東側は富山湾を形成しています。岬や断崖、磯など変化に富んだ海岸線が多く、景勝地・観光地として知られています。地形・気候が厳しい反面、北前船など日本海交易の中継地でもあったことから独特の文化や気風が育まれました。輪島朝市や半島各地で夏から秋にかけて開かれる能登キリコ祭りはその表れです。

地上の様子はこちらです。

Credit: Hokkoku Shimbun

参考文献: Soichi Noguchi’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH