シェーン・キンブロー宇宙飛行士がISSから撮影したドイツのニュルンベルクです。

ニュルンベルクは、人口50万人を超えるバイエルン州第2の都市で、隣接するフュルト、エアランゲン、シュヴァーバッハとともにフランケン地方の経済的・文化的中心をなしています。中世から続く伝統ある、ドイツ史にとって極めて重要な都市です。神聖ローマ帝国の帝国会議が最も多く開かれ、歴代の神聖ローマ皇帝が居住・滞在したニュルンベルク城を有し、神聖ローマ皇帝の正当性を証する帝国宝物(「帝国権標」、「戴冠式装束」、「帝国聖遺物」)が保管されました。また、19世紀のドイツ統一を主導したホーエンツォレルン家がニュルンベルク城伯を世襲してきた都市です。ニュルンベルクはペグニッツ川の両岸に広がっています。ペグニッツ川はこの都市の北東約80kmに湧出し、市内を東西に約14kmにわたって貫いていますが、旧市街地区ではすっかり運河化されています。旧市街の北の境界はニュルンベルク城が建つ城山であり、市壁の大部分が遺されています。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Shane Kimbrough’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH