クリス・キャシディ宇宙飛行士がISSから撮影したメキシコのパパロアパン川です。

パパロアパン川は、メキシコのベラクルス州の主要な川の一つで、ナワトル語で「蝶の川」を意味する「papaloapan」に由来しています。パパロアパン川は、ベラクルス州とオアハカ州の州境にあるシエラ・マドレ・デ・オアハカを水源とし、沿岸平野を北東に向かって122km蛇行し、最終的にアルバラードラグーンに注ぎ込みます。過去には、パパロアパン川流域は頻繁に洪水に見舞われていましたが、1989年にサント・ドミンゴ川に建設されたセロ・デ・オロ・ダムにより、洪水の規模が大幅に減少しました。オアハカ州とベラクルス州は、パパロアパン川流域の開発に注力しており、計画には農業生産を改善するための灌漑、林業と養魚の促進、および道路と川の航行の改善が含まれています。
地上の様子はこちらです。
参考文献: Chris Cassidy’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH