ボブ・ベーンケン宇宙飛行士がISSから撮影したオーストラリアのパースです。

Credit: Bob Behnken, NASA

西オーストラリア州の州都パースは約209万人を擁する同州の最大都市です。都市圏は北がワナルー(Wanneroo)、南はロッキンガム(Rockingham)で南北およそ125km、西の海岸から東のマンダリング(Mundaring)まで、東西およそ50kmに広がっています。「パース」という名前は、1829年にスコットランド人であるジェームズ・スターリング総督が、植民地大臣であるジョージ・マレー卿を称えて、マレー卿の出身地であり英国下院議会の議席の地盤であるパースから命名しました。パースはスワン川沿いに位置していますが、スワン川という名前は原産のコクチョウ(ブラックスワン)にちなんでいます。パースの大部分は、深い基岩と大量の砂の土壌によるゆるやかな起伏のある平らな土地の上にあります。パースはケッペンの気候区分で地中海性気候です。夏は概して暑く乾燥し、2月が最暖月です。冬の寒さはあまり厳しくなく、近年降水が減っていますが、雨が多いです。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Bob Behnken’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH