大西卓哉宇宙飛行士がISSから撮影した紅海です。

Credit: Takuya Onishi, JAXA, NASA

紅海は、アフリカ東北部と、アラビア半島に挟まれた湾で、長さ2250km、幅最大355km、面積438,000km2、平均水深491m、最深部2211mです。海水は強い蒸発作用(少ない降雨)、流入河川無し、インド洋との限られた循環などにより塩分濃度は3.6-3.8%と高くなっています。北部にはシナイ半島があり、チラン海峡を通じてアカバ湾とつながっています。また、北西部にはスエズ湾があり、スエズ湾はスエズ運河を経て地中海とつながっているほか、南部はバブ・エル・マンデブ海峡を経てアデン湾とつながっています。同海峡は国際海峡です。域内には大きな島嶼は無く、沿岸部に小島嶼が数多くあります。地学的には大地溝帯の一部である紅海地溝帯をなしており、火山活動も見られます。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Takuya Onishi’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH