ESAの宇宙観測衛星Copernicus Sentinel-2が撮影したフィジーのレワ川デルタです。

フィジー、ビティ・レブ島のレワ川は、同国最長の川です。レワ川の源泉はフィジー最高峰のトマニビで、南東に145km流れ、スバ近くのラウカラ湾に至ります。レワ川は2つの大きな支流であるワイニブカ川とワイニマラ川が合流し、デルタ付近で多くの河川を通って海に至ります。デルタ地帯は、堆積層により豊かな土壌となっています。
フィジーは、オセアニアの国家で、イギリス連邦加盟国です。南太平洋のフィジー諸島と北に500km程離れた保護領のロツマ島に位置する群島国家で、300余の火山島と珊瑚礁からなります。西にバヌアツ、東にトンガ、北にツバルがあります。経済は主に農業や衣料や観光で成り立っています。また、貿易は大幅な輸入超過で、輸出品は、野菜や果物、アメリカで人気の高いフィジーウォーター、砂糖、マホガニー、パルプ、衣料品、コプラ、ココナッツ石鹸、食料品などです。サトウキビ栽培は19世紀にヨーロッパ人が島にやって来たときに始まりました。
地上の様子はこちらです。

参考文献: Copernicus EU’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH