【地球を俯瞰する】No.2297: サレズ湖🇹🇯

セルゲイ・クド-スべルチコフ宇宙飛行士がISSから撮影したタジキスタンのサレズ湖です。

Credit: Sergey Kud-Sverchkov, Roscosmos

タジキスタンのゴルノ・バダフシャン州のサレズ湖(シャダウ湖)は、長さ約75.8km、深さ数百m、標高は約3,263mです。周囲の山々は湖面から2,300m以上の高さにそびえています。この湖は、1911年の大地震の後、ムルガブ川が大規模な地滑りによって塞がれた際に形成されました。

地震によって形成された地滑りダムはウソイダムとして知られており、科学者たちは、現地の地震活動を考えるとこのダムが不安定であり、将来の地震でダムが破壊された場合に湖下流の地域が壊滅的な洪水に見舞われる危険性があると考えています。[1] ウソイダムの堤壁は、2015年12月7日のローカル規模のマグニチュード7.2のタジキスタン地震に耐え、劣化の明らかな兆候を見せませんでした。

サレズ湖は、ウソイダムの南西、サレズ湖の西にある小さな水域です。[2]

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Sergey Kud-Sverchkov’s Tweet
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