ボブ・ベーンケン宇宙飛行士がISSから撮影した南インドとスリランカの夜景です。バンガロール、チェンナイ、マドゥライや、ポーク海峡を隔ててスリランカのコロンボも写っています。

南インドは、インドの中で南部に位置する、地理的、言語的、かつ文化的に区分されうる一地域の総称です。地理的な観点より、古くから、サトプラ山脈・ナルマダー川・ヴィンディヤ山脈の線より以南の、デカン高原・東ガーツ山脈・西ガーツ山脈を含む地域は、「南」(サンスクリット語で दक्षिण ダクシナ;デカン高原の「デカン」の語源)と呼ばれてきました。言語的にも文化的にも、南インドはドラヴィダ人の地として区別される傾向があるが、インド・アーリア人やコンカニ人をはじめとした、ドラヴィダ人に含まれない人々も多く居住して現地の言語を使用しており、またドラヴィダ人もインドの他の地域やスリランカ、オセアニア、東南アジア、マダガスカルなどに広く居住しています。
チェンナイの地上の様子はこちらです。
参考文献: Bob Behnken’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH