トマ・ペスケ宇宙飛行士がISSから撮影したモンゴル中西部のウラジニハル湖です。5月でもまだ凍っています。

Credit: Thomas Pesquet, ESA, NASA

ザブハン県に位置するウラジニハル湖は、標高約2,000mの高地にある淡水湖で、東西23km、南北5kmの大きさです。北の砂丘と南のアシに囲まれた美しい湖で、北西にはバガ湖という小さな湖があります。また、50km西方にあるバヤン湖とあわせてウラジニルハルヌール国立公園となっています。この2つの湖はモンゴル西部の五大湖窪地に位置し、すぐ東にはハンガイ山脈のタルヴァガタイ山脈があります。 大きな湖であるウラーグチニ ハル ヌール湖は淡水で、南側は砂丘と地元の丘に囲まれています。 この地域は寒い半砂漠で、絶滅危惧種のシラガモ (Oxyura leucocephala)、絶滅危惧種のオオノガン (Otis tarda)、絶滅危惧種のオオノドガン (Saxicola insignis) など、多くの珍しい水鳥が確認されています。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: Thomas Pesquet’s Tweet
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