地球観測衛星Landsat 9が撮影した南極、プリッツ湾、アメリ氷棚付近の氷山です。上下がひっくり返っています。

この地域では、ランバート氷河が陸地から海に広がり、アメリ氷棚の一部を形成しています。氷棚から氷片が剥がれ落ち、海氷の中に漂う氷山となります。氷山の氷は圧縮された雪とフィルンからできており、通常は白または青白く見えます。しかし、アメリ氷棚の一部では、表面下数百mの場所で海水が凍結し、泡のない純粋な氷が水と含まれる不純物の色を反映します。これにより、氷は深い青から緑、さらには茶色や黄色に変わることがあります。
地上の様子はこちらです。

参考文献: NASA Earth’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH