宇宙飛行士がISSから撮影したパタゴニアのビエドマ湖とアルヘンティーノ湖です。

Credit: ISS, NASA

ビエドマ湖はチリとアルゼンチンの国境付近のパタゴニア南部にある、長さ約80kmの湖です。氷河の溶けた水で出来た、谷間の長く延びた湖です。ビエドマ湖には主に、湖西端にあるビエドマ氷河からの水が注いでおり、ビエドマ氷河はビエドマ湖の終端部では幅は5kmあります。アルヘンティーノ湖はアルゼンチン最大の湖で、表面積は1,415km2、平均深度は150mの淡水湖です。ビエドマ湖からはアルヘンティーノ湖へ注ぐラ・レオナ川が流出し、最終的にはサンタ・クルス川を通って大西洋へ注ぎます。アルヘンティーノ湖の大部分はアルゼンチン領ですが、湖の西岸は国境が未確定な南パタゴニア氷原に達しています。

地上の様子はこちらです。

Credit: Wikipedia

参考文献: ISS’ Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH