ESAの宇宙観測衛星Copernicus Sentinel-2が撮影したニュージーランドのワイタンギです。

ワイタンギは、ニュージーランド特別領チャタム諸島の中心地で、マオリ語で「水の音がする場所」という意味があります。チャタム諸島の主島、チャタム島に位置し、人口約300人が暮らす集落地です。チャタム諸島の全人口760人のうち約半数近くが暮らし、博物館や病院などがあります。ニュージーランドの建国記念日であるワイタンギデー(マオリ語:Te Rā o Waitangi)は、1840年2月6日、国の創設文書と見なされているワイタンギ条約の最初の署名がおこなわれた記念日で、1974年に国民の祝日となりました。条約の調印を記念して、ワイタンギなどで式典が行われます。パーティー、マオリのホイ(懇親会)、ニュージーランドの歴史についての考察、公式の賞、市民権の儀式など、さまざまなイベントが開催されます。この記念式典は、マオリの活動家による抗議の焦点でもあり、時には論争の焦点となっています。
地上の様子はこちらです。
参考文献: Copernicus EU’s Tweet
地球俯瞰画像を見る: LiVEARTH