トマ・ペスケ宇宙飛行士がISSから撮影した白ナイルです。

Credit: Thomas Pesquet, ESA, NASA

白ナイル川は、ビクトリア湖を源流とするアフリカ北東部を流れる河川で、青ナイル川と共にナイル川の支川を形成、ナイル川全体の水量の約20%を占めます。青ナイルよりも白く濁った水の名前から、この支流は「白ナイル」と呼ばれるようになりました。狭義の白ナイルは、南西からのバハル・エル=ガザル川と南からのバハル・アル=ジャバル川とが南スーダンで合流して形成されるノ湖から青ナイルと合流するハルツームまでです。広義では源流部のヴィクトリア湖からウガンダ国内を北上し、キオガ湖とアルバート湖を経て、バハル・アル=ジャバル川を通過する全ての水域を含み、長さは約3,700kmになります。

地上の様子はこちらです。

Credit: Hindou

参考文献: Thomas Pesquet’s Tweet
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